村上春樹スタディーズ(2005ー2007)
2008年 5月 26日
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また、買っちゃいました。こういうの。
読み進めていくと、だんだんと、どうでも良くなってきます。確かに詳細な分析がつらつらと続くんですが、作品の面白さとは関係ないような、村上春樹の作品の存在の意義ってそんなところにあるのかなあ。と溜息をつく事必至。最初の数ページだけを立ち読みして購入を決めた私としては、なんとも早まった感がただよいます。
ただ、その数ページ、冒頭の、序文と言ってもいいほどの短さではありますが、内田樹さんの評論だけがスリリングであり、好奇心をかき立ててくれます。要約すると、世界文学としての言文一致運動、死者に対する生き残った者のうしろめたさ、などの指摘です。
世界文学としての言文一致運動については私もなんとなくそれらしい事を指摘した事もあります。
死者に対する生き残った者のうしろめたさ、というか死を意識の端っこに追いやり、死というものが隠蔽されかかっている社会。皆が若くあり続けようと努力していますし、住宅地での墓地建設反対運動とかね。資本主義社会に生きている若者にとって、逆に死というものについつい引かれていってしまうのではないでしょうか。
う〜ん。これ以上の感想もないな。